体の動きの智恵袋

気持ちいい転倒予防

キネ王アカデミー校長 中本里美

転倒予防

20年くらい前から
厚生労働省が力を入れて
病院や施設に取り組ませている

転倒予防する智恵や技術のない
施設では、ベッド柵の中に閉じ込めたり
有無を言わせぬ承諾書をとり
身体拘束している
足を使わせない作戦である

でもそんな苦しい転倒予防に比べて
気持ちのいい転倒予防対策がある

足の皮膚の感覚を
研ぎ澄ませること

段差などにも気づきやすくなるし
足全体を使えるようになれば
安定して転びにくくなる

週に一度でいい
軟毛歯ブラシを使って
丁寧に足の指周り、爪周り
しっかり
垢のヴェールを脱がせてあげましょう。
おすすめは 軟毛の歯ブラシ。

(こすりすぎないで
丁寧にやわらかく洗いましょ)
足をしっかり使う
作戦は 自立促進
機能も維持できる

 

軟毛歯ブラシ

ABOUT ME
なかもと さとみ
なかもと さとみ
スーパー看護師
カラダと心の声の翻訳家
 キネ王アカデミー主宰
看護師
アメリカ合衆国クリーブランドクリニック修了(ET/WOCナース)
広島大学大学院保健学研究科 博士課程後期満期退学
山口県立大学大学院 健康福祉学研究科修了 健康福祉学修士
福岡県看護協会専門教育センター皮膚排泄分野 元専任講師
呉大学(現広島文化学園大学)看護学部看護学科 元助教
沖縄県公立大学法人名桜大学大学院 非常勤講師
㈱ケアプログレスジャパン 代表取締役 2008年〜
(一社)日本キネステティク普及協会 代表理事
兼 ファシリテーター養成担当理事
足爪フットケアアドバイザー・スーパーバイザー
ご自愛セラピスト
フェルデンクライス・メソッド教師

〈著書〉
○2017年8月「重力を味方にするキネステティク・クラシック」を
ケアプログレス・ジャパン出版より出版。
○2018年1月~6月看護専門誌「看護教育(医学書院)」に
「キネステティク・クラッシック・ネオの可能性」を6回に渡り連載。
〈監修・編集〉
○フランク・ハッチ著 澤口裕二訳 中本里美 編集 
「介助と支援のキネステティクス」 2014
○横山記代 著 中本里美 監修
 「脱力は10秒でできる!:楽〜にピアノが弾けるカラダの使い方」 2022
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